日本では美人といえば、涼しげな目元をした切れ長の目を持つ女性の事でした。
近年、大きくぱっちりとした二重まぶたの目が人気となっていますが、日本人女性らしい切れ長の目も素敵ですよね。
ところで、切れ長の目と言われると、なんとなく一重まぶたで目尻が少しつりあがった細い目を想像しますが、実際のところどのような目のことを言うのでしょうか。
ここでは、切れ長の目を持つ女性芸能人なども紹介しつつ、6掘り下げてみたいと思います。
切れ長の目とは?
切れ長の目の女性といえば、誰もが日本人らしい古風な美人を想像します。では、切れ長の目とは具体的にどのような目のことをいうのでしょう。決まった定義は有るのでしょうか?
まずは、辞書で調べてみると「目尻が細長く切れ込んでいること。また、そのさま。目尻が細長くなっている目、などの意味で使われる表現。」とあります。
細かな形状に関する定義は無いようですが、どうやら細く伸びた目尻がポイントのようですね。
江戸時代に描かれた浮世絵と美人画などを見ると、目は小さめで細長く描かれています。これが当時の美人の目もとだったのでしょう。
海外で切れ長の目はどう思われているのか
日本では、切れ長の目がもてはやされてきましたが、海外ではどのように思われているのでしょうか。
英語では切れ長の目の事を、アーモンドアイズ(almond eyes)またはスリットアイズ(slit eyes)と呼びます。
アーモンドは、いわゆるナッツ類のことで、スリットは裂け目といった意味です。
アーモンドアイズは、アーモンドの形のように目尻に行くほど細くなっている目のことです。日本人の一重まぶたのように、目が全体的に細いと言うよりは、目頭から中央部分にかけてはやや幅のある形状の目のことです。
美しく魅力的な女性の目もとを言い表すことが多く、どちらかというと褒め言葉になります。
今の日本では、パッチリとした大きな二重まぶたが人気ですが、海外では意外と切れ長の目も人気があるようですね。
切れ長の目には二重の人も一重の人もいる
切れ長の目といえば、一重まぶたの方を想像するかと思いますが、二重まぶたの方も奥二重まぶたの方もいらっしゃいます。
後ほどご紹介しますが、女性芸能人で切れ長の目の持ち主と言われている方も、大半が二重まぶたもしくは奥二重のです。
切れ長の目の女性芸能人とは?
ここで切れ長の目を持つ女性芸能人を何人かご紹介させていただきます。
黒木メイサさん
切れ長の目といえば、まずはこの人ではないでしょうか。キリッとした目元はまさにアーモンドアイ。知的で大人っぽい印象が素敵ですね。
冨永愛さん
富永愛さんも奥二重まぶたが印象的な切れ長の目の持ち主です。彼女の東洋人らしい顔立ちは、メイクの仕方ひとつで女らしく優しい印象にも、男性的でシャープな印象にもなります。
剛力彩芽さん
最近さらに美しさに磨きがかかったと評判の剛力彩芽さんも綺麗な切れ長の目の持ち主です。
黒木メイサさんや富永愛さんとは違い、女らしく可憐な印象が彼女の魅力となっています。
橋本愛さん
橋本愛さんは、若手の最近人気急上昇中の女優さんです。くっきりとした二重まぶたでありながら、涼しげな切れ長の目をしています。華やかさの中にも凛々しさがあって、女優としての存在感を感じさせます。
切れ長の目についてまとめ
切れ長の目とは、目尻が細長く切れ上がった目元のことをいいます。日本では古来より美人の代名詞となっています。
現在では、どちらかというとばっちりとした二重まぶたが方が人気です。しかし、女性芸能人などを見ると二重まぶたや奥二重まぶたで、目尻が切れやがった涼しげな切れ長の目元をした女優さんも結構いらっしゃいます。
大人っぽく落ち着いた雰囲気の中に、華やかさがあり、憧れる人も多いのではないでしょうか。
また、海外に目を向けると、切れ長の目は英語でアーモンドアイとも呼ばれ、女性の美しい目元として認知されています。
切れ長の目は、アイシャドーを横に長く入れたり、アイラインをしっかり入れることで目尻を強調し、メイクでそれらしく作り出すこともできます。
切れ長の目もとに憧れる方は、上記でご紹介した女性芸能人のメイクを参考にしてみてはいかがでしょう。