オーディション用の写真を撮影する時に、どんな髪型にするのがいいのか、またメイクはどうすればいいのかなど、何かと悩まれる方も多いかと思います。
ここではそういった方の疑問にお答えしています。
芸能オーディションでは、推奨される髪型もメイクも、ある程度決まっていますので、そこさえ押さえておけば大丈夫ですよ。
オーディション用の写真を撮る時の髪型は?
芸能関係のオーディションにおける写真の役割は、顔立ちや体型を審査員の方に分かりやすく見せることです。
ですので、すっきりと顔立ちを見せることができる髪型を選ぶことが大切です。
定番はポニーテール
オーディション用の写真を撮る時の髪型として、ポニーテールは定番の髪型と言われています。
ポニーテールは、両サイドの髪を後ろの高い位置にまとめるので、顔の輪郭を隠すことなく、すっきりと見せてくれます。
また、ポニーテールには若々しく健康的なイメージがあるので、これから芸能界を目指す若い方にはぴったりの髪型です。
ポニーテールでは子供っぽすぎるという方へ
ポニーテールは若々しく健康的な印象を与える髪型ですが、ちょっと子供っぽすぎるかなと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
10代から20代前半くらいまでの方ならばポニーテールもいいですが、20代中頃以上になると、もう少し大人っぽい髪型の方がしっくりしますね。
オーディション用の髪型を選ぶ際に大切なことは、顔の輪郭をすっきりと見せるということです。
そのことを踏まえて、いくつか髪型をご紹介したいと思います。
(1)ロングヘアの場合
前髪と両サイドの髪を後ろで束ねるのはポニーテールと同じですが、束ねる位置を少し低くします。
また、真後ろで束ねるのではなく、少し横に持ってきて左右非対称にするのも良いでしょう。
前髪は、単純に後ろに流すだけでなく、分け目を作ったり、持ち上げたりして変化をつけると、自分らしさを表現できます。
(2)ショートヘアの場合
ショートヘアでは大抵の場合、輪郭がしっかりと見えているので、難しく考える必要はありません。
なるべく前髪が眉毛にかからないようにさえ注意すれば、どんな髪型でも良いと思います。
オーディション用の写真を撮る時のメイクは?
オーディション用の写真を撮る時はナチュラルメイクが基本です。
一概にナチュラルメイクといっても、人によってイメージするメイクは違うかもしれません。
本人はナチュラルメイクのつもりでも、見る人によってはかなり厚化粧に見えることもあります。
ここで言うナチュラルメイクは、ファンデーションでお肌のトーンを揃えて、眉毛を自然な感じに整えるくらいのメイクをさします。
アイシャドウやリップをのせる場合でも、ブラウン系やベージュ系の色に近いものを選ぶようにしましょう。
顔色が悪く見える場合は、ほんのりとピンク系のチークを使うと良いと思います。
ノーメイクでもいいの?
メイクをする習慣のない若い方なら、ノーメイクでもいいのではないかと思うかもしれません。
でも、ファンデーションをつけることで、驚くほどお肌に透明感が出て、写真の仕上がりに違いが出てきます。
ですので、薄くファンデーションだけはつけるようにしましょう。
できれば、アイブロウペンシルで自然な感じに眉毛の形を整えるようにすると、さらに写真の印象がアップします。
マツエクは?
マツエクは、まつ毛を増やすことで、目元をぱっちりと見せてくれます。
最近では日常的にマツエクをされている方も多いですよね。
でも、元々の自分のまつげではないので、オーディション用の写真を撮る時につけたままでもいいのか、悩ましいところです。
これはオーディションの種類にもよるところかと思います。
読者モデルなどの自分の個性もアピールするようなオーディションだと何の問題もありません。
それ以外の一般的なオーディションでも、自分のまつげと見分けがつかないぐらい自然な感じのマツエクならば、気にする必要はないと思います。
カラコン(カラーコンタクト)は?
目の色がオーディションの結果に影響を及ぼす可能性はほとんどありません。
ハーフの方を除き日本人の目の色は、黒もしくは濃い茶色です。
それをあえて変更する必要はないので、カラーコンタクトはやめておいた方が無難です。
おすすめの服装は?
体のラインをすっきりと見せる服装が基本です。
タンクトップにショートパンツ合わせるコーディネートが定番ではありますが、自分なりにアレンジしてみるのも良いと思います。
オーディション用の写真を撮る時の服装についてはこちらの記事で解説しています。
よかったら、こちらもご参照ください。
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オーディション用の写真を撮るときに注意したいこと
オーディション用の写真は、屋外で撮るようにしましょう。
室内で撮ると被写体までの距離が十分に取れなかったり、蛍光灯の影響を受けて肌の色が綺麗に出なかったりするので、やめておいた方が良いでしょう。
撮影する場所は、白い壁の前か緑が多い公園のような場所がおすすめです。
そして、太陽の光が直接体に当たると、影が強くなりすぎて綺麗に撮れないので、日陰を選ぶようにします。
ちょうどいい場所が見つからない場合は、薄曇りの日に撮影するという選択もあります。
オーディション用の写真の撮影方法については下記の記事に詳しく解説しています。
こちらも参考にしてください。
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まとめ
オーディション用の写真を撮る上で大切なことは、素材としてありのままの自分を見せるということです。
ただし、これはありのままの自分を見せれば良いかと言うと、そうではありません。
オーディションではたくさんのライバルがいて、あなたと同じように女優として、タレントとして、あるいはモデルとしてデビューしたいと思っています。
そんな中で、あなたが選ばれるためには、ありのままに素材を見せるだけでなく、自分という素材を出来る限り自然な形で、良く見せるということが大切です。
最後にもう一度、ポイントをまとめておきますので、写真撮影の際には参考にしてください。
写真撮影時に気をつけたいポイント
- 顔の輪郭をすっきりと見せ、前髪で目や眉毛を隠さない髪型を選ぶ。
- メイクはナチュラルメイクが基本。でもノーメイクよりは薄くファンデーションをつけた方が良い。
- 服装を選ぶ際は、体のラインを見せることを意識する。
以上になります。
これからオーディションを受けて、芸能界に入りたいと思っている方のお役に立てれば幸いです。