雑誌のモデルになるには、オーディションを受けて審査に合格する必要があります。雑誌のモデルになりたいと思う女の子は多く、どの雑誌もかなりの狭き門となっています。
審査方法は、はじめに書類審査があり、それを通過した人だけが次の対面形式の審査に進むことができます。
ですので、応募用紙に記入する自己PRや志望動機、特技などもよく考えて書くようにしたいところです。
この記事では、書類審査の自己PRの書き方と例文をご紹介すると共に、志望動機や特技などについても簡単に解説しています。
オーディションの自己PRの書き方と例文
雑誌のモデルには、専属モデルなどのいわゆるプロのモデルと、読者の代表としての読者モデルがあります。通常、一般の方に向けて募集を行っているのは、読者モデルです。
すでに芸能活動をされている方が、いきなり専属モデルとして抜擢されることはありますが、一般の方の場合は読者モデルから専属モデルへとステップアップすることが多いようです。
ここでは、読者モデルオーディションを念頭において解説していきたいと思います。
雑誌モデルオーディションの応募方法は?
雑誌モデルオーディションに応募する方法は、雑誌よって異なっています。
市販されている芸能関係のオーディション用の履歴書に記入し郵送する場合もありますし、webサイト上にフォーマットが用意されていてダウンロードして記入する場合もあります。
また、webサイト上にフォームが設置されていて、そこに記入して送信ボタンを押せば、応募完了するものもあります。
募集期間も随時募集を行っているところもあれば、不定期に募集を行っているところもあり、さまざまです。
随時募集を行っている雑誌は、いつでも応募することができますが、期間を限定して募集しているところは、一度募集を逃すとしばらくは応募することができないので、常に雑誌の誌面と公式サイトをチェックするようにしたいです。
雑誌は最新号が出るたびに本屋さんで購入してもいいですが、応募したい雑誌が複数ある場合は、雑誌の定額読み放題サービスが便利でお得です。
月額300円から500円程度でスマホやパソコンから複数の雑誌が読めるようになります。
紙の雑誌に比べ多少発売日が遅れることもありますが、オーディションの日程を知る上ではそれほど問題はないと思います。
雑誌の定額読み放題サービスは、結構たくさんありますが、単純に雑誌の種類の多さと価格の安さでは、楽天マガジンが一番おすすめです。女性ファッション誌も多数取り揃えています。
楽天のポイントも貯まるし、ポイントでの支払いも可能です。
他にも、雑誌のラインナップが充実している読み放題サービスもあります。
サービスによって若干ラインナップがかなり違っていますので、あなたが見たいと思っている雑誌がラインアップにあるのか確認してから、サービスに申し込むようにしてください。
携帯電話会社が運営しているサービスもありますので、ドコモユーザーならdマガジン、auユーザーならブックパスあたりもおすすめです。
オーディション用の履歴書を入手しよう
上記にてご説明させていただきました通り、オーディションへの応募方法は雑誌によってさまざまです。
専用の応募用紙をダウンロードできるところもありますし、webサイト上に応募フォームが設置されているところもあります。
一方で、市販の履歴書に必要事項を記入し、郵送するところも多いです。
この市販の履歴書ですが、通常のお仕事に応募するときの履歴書とはフォーマットが異なる芸能オーディション用のものを用いるのが一般的です。
絶対にこちらでなければいけないということはありませんが、オーディションに参加する上で記入するべき必要事項が項目になっているので使いやすいです。
なるべく、芸能オーディション用の履歴書を用いるようにした方がいいでしょう。
ネット通販でも購入することができます。履歴書の書き方の解説も付いているので一度読んでおくことをおすすめします。
自己PRの文字数は?
自己PRの文字数ですが、市販の履歴書の自己PR欄に手書きした場合、130文字から160文字程度になります。ですので、このくらいの文字数を目安に自己PRを作成するようにしましょう。
webサイト上のフォームから応募する場合などで、文字数が指定されていないこともあります。
このような場合でも、多くとも300文字くらいにはまとめたいところです。短すぎる文章では熱意が伝わりにくいですが、長すぎると読むほうが大変ですよね。
自己PRのテーマの選び方は?
自己PRでは、実際のエピソードを交えながら、自分はこんな魅力のある人ですとアピールします。
エピソードのテーマは、何でも構いません。あまり難しく考え過ぎない方が良いですね。日常の些細な出来事の中から自分らしさを探してみましょう。
自己PRのテーマの選び方については、こちらの記事「芸能オーディションでの自己PRの書き方やテーマの選び方を解説します」に詳しくまとめました。よろしければ参考にしてください。
芸能オーディションでの自己PRの書き方やテーマの選び方を解説します
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履歴書などの応募用紙に自己PRを記入する際に、ひとつ注意していただきたいことがあります。
審査員の前で自己PRを話す場合には、趣味や特技、自分の性格、志望動機なども含め、自己PRとして表現します。
しかし、応募用紙は「自己PR」欄の他に「志望動機」や「趣味・特技」などの欄があり、書くべきことが細かく分かれています。
ですので、応募用紙の自己PRの欄では、「自分がどのような人」であるかを主なテーマとして書くようにしましょう。
自己PRの書き方
市販の履歴書の自己PRに記入する場合、130文字から160文字程度にまとめる必要があります。
ですので、あまり多くの事柄を盛り込むことはできません。
最初に「自分はこういう人」であると表明し、その後にエピーソードを入れます。そして、これからの抱負を最後に入れて文章を締めくくるとすっきりとまとめられると思います。
自己PRの例文
例文
周りに人がいるときはいつも、どうしたらその場を和ませられるかを考えています。
私がいるだけで、その場が明るくなる。私が誌面に登場するだけで読者が楽しい気分になる。そんなモデルさんになりたいです。
自分のことを自分で褒めるのは、苦手な方も多いのではないでしょうか。
そんな場合は「他人の視点」で書き出すようにすると、書きやすいです。
上記の例文では「周囲の人を和ませる明るい性格」をアピールしています。
ストレートに「~することが得意」と書くのではなく、「他人からどう思われているか」を書き、それに同意することで、嫌味にならずに自分の良さを伝えることができます。
例文
でも、高校3年生の時にはクラス委員を務めました。推薦されてしぶしぶ引き受けたクラス委員ですが、クラスの皆にも手伝ってもらいながら、何とか務めを果たすことができました。
私は内気ですが、真面目に努力することが得意です。将来は誰からも信頼されるモデルになりたいです。
内気な性格は一見するとモデルとして活動する上でマイナスになりそうです。
しかし、周囲の人に支えられながら努力することで、苦手なことを克服できたエピソードを入れて、真面目に努力することが得意であるとアピールしています。
性格には一長一短あります。両方の面を書くことで、長所が具体的になり、際立ちます。
こちらの記事でも自己PRの例文を紹介しています。対面形式で審査員の前で自己PRを話すことを想定していますが、応募用紙に記入する際にも参考になるかと思います。
よろしければこちら「芸能オーディションの自己PR例文を作成しました!参考にしてください」もご参照ください。
芸能オーディションの自己PR例文を作成しました!参考にしてください
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志望動機の書き方
オーディションに応募する際には、自己PRばかりでなく志望動機の記入を求めれれることは多いです。
自己PRは、自己PRでは「自分がどのような人」であるのかをアピールしますが、志望動機では「このオーデエィションを受けようと思ったきっかけ」を文章にします。
「子供の頃からモデルになるのが夢だった人」や「特定のモデルさんに憧れて、その人のようになりたいと思ってオーディションに応募する人」もいるでしょう。
これらのエピソードを入れて、そのオーディションに対する自分の思いを語りましょう。
趣味や特技、免許、資格の書き方
趣味や特技、免許、資格などは、モデルの活動とはあまり関係がないように思われるかもしれません。
しかし、将来的に売れっ子になったときに、その人の趣味や特技が注目されることも多いです。
雑誌では、その趣味や特技を活かした特集ページが組まれたり、コラムを担当したりすることもあるでしょう。
芸能関係のオーディションでは、他の人とは違うちょっと変わった趣味や特技があると、話題性のある人として、選考で有利に働くこともあります。
ですので、記入する際には、よく考えて書くようにしたいです。
雑誌モデルオーディションのまとめ
雑誌モデルオーディションの応募用紙に記入する、自己PRや志望動機の書き方についてまとめした。
例文もありますので、自己PRを作成する際には、参考にしてください。
オーディションに応募して書類審査をパスすることが、雑誌モデルになるための第一歩です。
オーディションにはたくさんの人が応募しています。その中から、ほんの数名が選ばれることになります。
ですので、自己PRや志望動機でも、自分ならでは個性をアピールするようにしてください。