齋藤飛鳥さんは、乃木坂46でセンターを務める人気アイドルです。
芸能界一の小顔と呼ばれていて、可愛らしいルックスとクールな発言で、何かと話題になることも多いです。
そんな人気者の齋藤さんですが、実はアイドル界一のドラムの腕前の持ち主なのではないかと言われています。
人気アイドルとパワフルなイメージのある楽器ドラム、ちょっと意外な組み合わせですね。
ここでは、齋藤飛鳥さんとドラムの関わりについて調べてみたいと思います。
齋藤飛鳥さんがドラムを始めたきっかけは?
齋藤飛鳥さんが本格的にドラムを始めたきっかけは、ロックバンド・氣志團との対バンライブです。(対バンライブとは複数のミュージシャンやバンドが共演するライブ形式のことです)
2014年に乃木坂46は、氣志團と双方のカバー曲を含む、対バンライブを行っています。
齋藤飛鳥さん本人のブログによれば、昔から氣志團のファンだったそうで、共演できることが嬉しかったようです。
このライブに向けての練習期間は、わずか2週間ほどでしたが、齋藤さんのドラムの習得があまりに早いので、氣志團のメンバーがその才能を賞賛しています。
この時の対バンライブでは、氣志團の「One Night Carnival」をドラムで演奏しています。
本格的にドラムを演奏したのはこのときが最初ですが、実は小学校の頃にドラムを少しだけ触ったことがあるそうです。
そして、その頃からもっとドラムを演奏してみたいという思いがありました。しかし、その後、ドラムに触れるチャンスはなかったそうです。
アイドルになってから思いがかなってよかったですね。
小学校の部活動はブラスバンド部
齋藤飛鳥さんは小学生のころ、ブラスバンド部に所属しています。
そこでは、ティンパニーを担当していたそうです。
ティンパニーはドラムによく似た打楽器で、通常大きさの違う半球形の胴体に足のついた大型の太鼓を4~5個並べて演奏します。
齋藤さんは先生からティンパニーは、演奏全体を支える大切な楽器であると言われて、興味を持つようになったそうです。
ドラムとは違いますが、ドラムを演奏するにあたり、この時の経験が多少なりとも経験値として活かされているのではないかと思います。
齋藤飛鳥さんのドラムの実力は?
齋藤飛鳥さんのドラムの腕前は、アイドルの中ではダントツの上手さなのではないかと言われています。
齋藤さんの演奏は、バスドラムの重低音が大きく迫力があり、技術的にも卓越しています。
踵を上げてペダルを踏むヒールアップ奏法というテクニックを用いることで成人男性が踏む以上のパワーを発揮します。
ヒールアップ奏法は、コントロールが難しい事でも知られています。
しかしも、齋藤さんはツインペダルやハイハット、シンバル、さらには、音を出しにくいと言われるクリスタルドラムを使用し、非常に難易度の高い演奏をしています。
また、手首のスナップにもアマチュアでは、中々できる人がいないといわれているダウンアップ奏法を用いて、スピード感のある曲でも強弱をつけて叩くことができます。
そして、手首のしなやかさゆえに、シンバルの音も大変綺麗なのだそうです。
齋藤飛鳥さんが使っているドラムセットとドラムスティックはどこの製品?
2014年5月12日の乃木坂ジャーナルによると、齋藤飛鳥さんが使っているドラムセットはアメリカの打楽器メーカーLudwig社のVistaliteシリーズです。
また、2017年3月10日の乃木坂46応援Z団によると、ドラムのペダルはアメリカDW社の最高級モデルDW9000XFを使用しています。
このモデルは、トッププロが使用することでもよく知られています。
次に、ドラムスティックですが、こちらはいろいろなメーカーのものを使っているようです。
2014年4月16日付の乃木坂46 official websiteの写真を見るとVater社のColorWrapシリーズのRedSparkle5Bであることが推察されます。
また、2017年1月20日発行の「OVERTURE」編集部の写真を確認すると、スウェーデンWincent社の5Bを使用しています。
齋藤飛鳥さんのような華奢な女性でもドラムって叩けるの?
ドラムといえばパワフルな男性が叩いているイメージがありますが、齋藤飛鳥さんのような華奢な女性でも叩けるものなのでしょうか。
ドラマーに大柄な男性が多いのは、持ち前のパワーとストロークを生かして、大きな音をコントロールできるからです。
齋藤さんのような華奢なドラマーの場合は、叩くスピードと繊細さで勝負をすることになります。
ドラマーとしてのタイプが違うということですね。
そしてドラムを叩く女性芸能人もそれなりにいるようです。
齋藤さん同様にドラムを叩くアイドルとしては、NMB48の上西恵さんが有名です。
人気バンド「ゲスの極み乙女。」のドラマーほな・いこかさんも実は元アイドルです。
古くは元アイドルで歌手の森高千里さんもドラムを演奏していますね。
本格的にドラムを演奏されている方としては、ミュージシャンでドラマーの川口千里さんが、世界的な人気と実力を誇っています。
2010年、世界的なドラムサイト「ドラマーワールド」において世界のトップドラマー500にも選ばれています。
こうしてみると、日本人の女性ドラマーって結構いるものなんですね。
齋藤飛鳥さんのドラムについてまとめてみました。
いかがでしたか。
齋藤飛鳥さんのドラムは華奢な女性ならではの演奏方法を用いた難易度の高いものです。
単なるアイドルの片手間の趣味と呼べるようなものではありません。
齋藤飛鳥さんは際立った個性とマルチな才能を持った稀有なアイドルと言えるでしょう。