最近、雑誌などでよく見かける「塩顔男子」なる言葉、どうやらイケメンに使われているようなのですが、いったいどのような顔のことなのでしょう。
これまでも、男性の顔について「しょうゆ顔」「ソーズ顔」「マヨネーズ顔」など、調味料を入れた「~顔」という言い方は色々ありました。
これらの顔立ちと比較して、「塩顔」はどの辺が違っているのでしょうか。
まずは、それぞれの「~顔」の特徴から
しょうゆ顔
一番初めに「~顔」という言い方がされるようになったのは、この「しょうゆ顔」からです。
しょうゆ=和食ということで、いかにも日本人らしい一重まぶたに、すっと通った細い鼻筋、薄い唇といった平安貴族を思わせる上品な顔立ちです。
少年隊の東山紀之さんがそう呼ばれたのが始まりです。
ソース顔
日本人らしい「しょうゆ顔」に対し、西洋人的で彫りの深い顔立ちのことを「ソース顔」と呼ぶようになりました。
後述する「マヨネーズ顔」とは異なり、輪郭がシャープで鋭い印象を与える顔立ちです。
「ソース顔」の代表的な芸能人としては、少年隊の錦織一清さんや俳優の阿部寛さんなどが挙げられます。
マヨネーズ顔
ソース顔よりも更に濃く、丸顔に大きな二重まぶたの目、厚めの唇といった親しみやすく愛嬌のある顔立ちです。
芸能人でいうと、TOKIOの国分太一さんあたりですね。
それで塩顔とは?
日本人らしい涼しげな和風の顔立ちを「しょうゆ顔」と呼んでいますが、それよりも更にあっさりとした薄い顔たちのことです。
実際のところ、「しょうゆ顔」との境界線はかなり曖昧といえるでしょう。日本人顔というよりは、韓流俳優などにも見られるアジア人らしい顔立ちで、一重まぶた、もしくはすっきりした切れ長の奥二重まぶた、小ぶりな鼻と薄い唇が特徴です。身体的には、線が細く色白な印象があります。
「塩顔」の代表的な著名人としては、俳優の坂口健太郎さんやフィギュアスケーターの羽生結弦さんなどが挙げられます。
ジャニーズで塩顔男子というと?
SMAPの草なぎ剛さん、嵐の二宮和也さん、KAT-TUNの田口淳之介さん。
この辺が、ジャニーズ塩顔男子の代表って感じでしょうか。
涼しげな目元が印象的な正統派塩顔男子ですね。