朝ドラ『べっぴんさん』で、ヒロインの幼なじみを好演中の高良健吾さん。幅広い役柄をこなせることからカメレオン俳優とも称される高良さんですが、実際はどんな性格なのでしょう?また兄弟や家族構成など気になるプライベートについて調べてみました。
高良健吾さんは男友達を大事にする硬派な性格で、女心にはウトい?
高良健吾さんは熊本生まれですが、お父さんが転勤族だったために幼い頃から転居と転校を繰り返し、引きこもりがちになったこともあるそうです。
しかし、中学2年に戻ってきた熊本では、転入した中学校のことを、高良さん自身がブログで「2クラスしかなかったので、みんなかんなり仲良し」と語っており、一生の友人ができたようです。
サッカーで全国屈指の強豪校の九州学院高校に進んだ高良健吾さんは、その頃地元のタン情報誌にスカウトされたことをきっかけに高校卒業とともに東京で芸能界入りしますが、そのころの男友達や恩師との絆は大切にしており、先の熊本の震災のときも友人や恩師と連絡を取り合って給水ボランティアを行い、“心までイケメン”と讃えられました。
トーク番組などでもシャイなところを見せつつ一つ一つの質問に真摯に答える姿が好印象を与えていますが、共演女優さんからは「今一つ女心がわかっていない」という評価もあり、本人も「転校初日に告白されたけど(僕のことを)何一つ知らないのにどうして?と思う」「(男ばかりで楽しく遊んできたので)今一つ女の人に何を喋っていいかわからない」というようなことを語っていました。
これらのことから、高良健吾さんは「シャイで硬派で女心にウトい性格」と言われているようです。
高良健吾さんの“素の性格”に近いと言われる映画は?
『蛇にピアス』などインパクトの強い役の印象が強い高良健吾さんですが、その素顔に近いと言われている映画があります。
一つは堺雅人さん主演で2009年に公開された『南極料理人』です。タイトルの示す通り南極越冬隊の料理番を中心に、男ばかり・研究者ばかりの1年半に渡る生活をコミカルに描いたもので、高良さんはメンバーの中で最も若い雪氷担当の大学院生を演じていました。
年齢も専門もバラバラながら、まるで男子学生寮のような悲喜こもごもが、男友達と硬派な青春を過ごしてきた高良さん自身に重なるようで、生き生きとした演技が印象的でした。
もう一つは、言うまでもなく高良さんがブルーリボン賞主演男優賞に輝いた『横道世之介』です。高良さんは長崎の港町から上京したお人よしの青年で、吉高由里子さん演じるお嬢様に一方的に惚れられる役を演じていました。
といっても二人の「友人以上恋人未満」なじれったい関係性や、決して器用ではないのにいるだけで周りに影響を与えていく世之介の魅力は高良さん自身の魅力が重なって見えた人は多いのではないでしょうか。
この映画を監督した沖田修一さんは『南極料理人』の監督でもあり、原作の「誰もが惚れてしまういいヤツだけどちょっとピンボケ」な主人公を描く際に高良さんの姿が真っ先に浮かんだのかもしれません。
高良健吾さんの兄弟もイケメンなの?家族構成は?
さて、そんな高良健吾さんを育んだのはどんな家族だったのでしょうか。転勤族だったお父さんは旅行会社にお勤めになっていたそうです。お母さんは一般の方です。
兄弟については、テレビ番組やブログで兄の存在については語られています。その内容は「こどもの頃一緒にせみとりをした」程度でそれ以上の詳しい情報はないのですが、高良さんのお兄さんですからイケメンに違いないことは想像に難くありません。
また、ブログでは多忙な合間に実家に帰省しご両親に元気な顔を見せている様子も語られており、親思いの孝行息子であることが伺われます。
先の熊本で起きた震災ではひとりのボランティアとして参加したことから見ても、高良健吾さんは「ふるさと」「家族」「友人、知り合い」はいつまでも大切にする好青年であることは間違いないようです。
高良健吾さん、今後の活躍だけでなく、どんな伴侶を選ぶかも気になる!
高良健吾さんが自分自身の性格について語ることは少ないのですが、「自分の誕生日には『今日俺誕生日だよ!』のお知らせしてまわった」「ナンパしに行ったが声をかけられず、釣りをして帰った」などの微笑ましいエピソードを聞くと、これだけイケメンなのにシャイで真面目というギャップに萌えるファンが続出するのもうなずけるところです。
今後は俳優業での活躍はもちろん、恋愛話もたくさん出てくることでしょう。一体高良健吾さんが選ぶ伴侶はどんなひとなのか?公私共々目が離せないイケメン俳優の筆頭格であることは間違いありませんね。