芸能関係のオーディションに応募する際には、大抵の場合、全身の写真と上半身の写真を添えて送ります。
そこで悩むのが、写真を撮る時にどんな服装をすればいいのか、どんなポーズで撮ればいいのか、ということです。
オーディション用の写真といっても一般の人には、どのような写真を用意すれば良いのかわからないですよね。
他の応募者の方がどんな写真を送っているのか気になりますし、自分だけが違っていたらと思うと不安になると思います。
ここでは、オーディション用の写真を撮る時の服装やポーズについて解説しています。
その他、写真のとり方についても簡単に解説していますので、合わせて参考にして下さい。
オーディション用の写真を撮る時のおすすめの服装
オーディションに応募する際に写真を送るのは、あなたの体型や顔立ちなどを、審査員の方々に見てもらうためです。
ですので、出来る限り体のラインや顔の作りがわかりやすい写真を撮る必要があります。
定番の服装はこれ
芸能関係のオーディション用の写真には、定番と言われる服装があります。
それは上のイラストのような、タンクトップにショートパンツを合わせたコーディネートです。
体のラインをすっきりと見せながら、セクシー過ぎず、明るく健康的な印象を見る人に与えます。
それぞれのアイテムを詳しく見ていきたいと思います。
(1)タンクトップ
タンクトップの色は、白が定番ではありますが、自分の顔色を一番よく見せる明るめの色を選ぶのも良いと思います。
その人の肌の色によって、顔色をよく見せる色も違ってきますので、色々な色を合わせてみて一番良いものを選んでください。
一概には言えませんが、顔色の悪い人には水色などの青系統の色がおすすめです。
青い色との対比でお肌の血行を良く見せてくれます。
ただ、鮮やかすぎる強い色調の色は、本人よりもそちらの方が目立ってしまうので避けるようにしましょう。
淡いパステル調の色がおすすめです。
(2)ショートパンツ
ショートパンツの色は、特におすすめはありませんが、全体的なコーディネートを考えて、ショートパンツが目立ちすぎないように、強すぎない色を選ぶのが良いでしょう。
(3)ヒールのある靴
靴は必ずヒールのあるものを選びます。
ショートパンツに合わせるので、ついスニーカーなどのカジュアルなシューズを選んでしまいがちですが、オーディション用の写真を撮るときにヒールのある靴を履くことは、とても重要です。
ヒールのある靴を履くことで姿勢を良くし、脚も長く見せてくれます。
靴の色は、ベージュなどの肌の色に近いものを選びましょう。
そうすることで、靴と足が一体となり、より一層足を長く見せてくれます。
タンクトップにショートパンツでは子供っぽすぎるという方へ
10代の方ならばタンクトップにショートパンツを合わせても、若々しく健康的なイメージで特に違和感はありません。
でも、20代中頃になると、さすがにタンクトップにショートパンツでは、ちょっと子供っぽすぎる印象ですよね。
そんな方のために、体のラインをしっかりと見せながら、それでいて清潔感のあるコーディネートをご紹介します。
コーディネートのポイントは、どれもすっきりと体のラインが出ていることと、ショートパンツの代わりにミニスカートを合わせていることです。
靴は基本的にベージュなどの肌の色に近いヒールのある靴を選びます。
(1)女性らしい優しい印象のコーディネート
体のラインの出るタイトな T シャツに、ふんわりとした柄物のミニスカート合わせています。
(2)シンプルでカジュアルな装い
白のノースリーブに、ストライプのスカートでシンプルにまとめています。
体のラインを見せながら、セクシーになりすぎず、明るく健康的な印象を与えます。
(3)大人の女性のコーディネート
ノースリーブのワンピースで大人っぽい印象を演出しています。
見る人に、ゴージャスな印象を与えるコーディネートです。
オーディション用の写真を撮る時のポーズは?
オーディション用の写真を撮るからと言って、無理にポーズをつける必要ありません。
上記のイラストのように、肩の力を抜いて、背筋を伸ばし、自然な感じで正面から撮影します。
ただ、本人は自然な感じで撮影しているつもりでも、緊張して不自然な姿勢になっていることもよくあるので、枚数は多めに撮影しておくと良いでしょう。
表情は?
撮影する時の表情は、軽く微笑むぐらいがちょうどいいかと思います。
笑顔は見る人に良い印象を与えますが、笑いすぎると顔の作りが分かりにくくなるので、ほどほどが肝心です。
髪型やメイクは?
オーディション用の写真を撮影する時の定番の髪型はポニーテールです。
サイドの髪を後ろで束ねますので、顔の輪郭をすっきりと見せてくれます。
もちろん、ポニーテールでなければいけないというわけではありません。
前髪で眉毛が隠れないように注意しながら、顔の輪郭がすっきりと見える髪型を選ぶようにしてください。
メイクは、ナチュラルメイクが基本です。
派手な色のアイシャドウやリップは控えるようにしましょう。
とはいえ、全くメイクをしないノーメイクもおすすめできません。
ファンデーションをつけないと、肌のトーンが揃わず、顔色が悪く不健康な印象になってしまいます。
ですので、あまりメイクをしたくない人でも、薄くファンデーションだけは付けることを推奨します。
薄くファンデーションをつけて、眉毛を整える程度で十分だと思います。
オーデイション用のメイクについては下記の記事で詳しく解説してます。よろしければこちらもご参照下さい。
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オーディション用の写真を撮るときに気をつけたいこと
オーディション用の写真を撮影する時の注意点をここで簡単にまとめておきます。
屋外で撮影しよう
オーディション用の写真は、家の中ではなく、屋外で撮影するようにしましょう。
家の中では、十分に被写体までの距離が取れないことも多いです。
また、蛍光灯の下では、顔色が綺麗に撮れません。
ですので、写真を撮影する場所は屋外で探すようにしましょう。
白い壁の前か公園などの背景に緑が多い場所がおすすめです。
直接体に太陽の光が当たると、陰影が強く出すぎて綺麗に撮影できませんので、日陰で撮影するようにしてください。
また、薄曇りの日に撮影するのもいいと思います。
撮影する場所や撮影方法についてはこちらの記事に詳しくまとめています。
よろしければこちらもご参照ください。
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お友達か家族の人に撮ってもらおう
写真の撮影は、お友達か家族の方に手伝ってもらった方がいいです。
自分一人で撮影しようとすると、カメラのファインダーを覗きながら撮影することができないので、ピントが合っているのか分かりにくく、細部をチェックすることもできません。
それに、ポーズもぎこちなくなってしまいがちです。
オーディション用の写真は基本的に、二人で撮影するのがおすすめです。
そうは言っても、オーディションを受けることを周囲にの人には内緒にしておきたいので、お願いできる人がいないという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方のために、こちらの記事でオーディション用の写真を一人で撮影する方法をご紹介しています。
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たくさん撮影してとっておきの一枚を選ぶ
オーディション用の良い写真を得る上で大切なことは、たくさん撮影した写真の中から最も良いものを選ぶということです。
撮影しているときには気づかなくても、髪型が風で乱れていたり、 背景に不要なものが写っていたり、表情は良いけれどポーズがぎこちなかったりと、悪くはないけれど今ひとつな写真になることは多いです。
ですので、撮影条件や場所、服装なども変更し、何パターンか撮影しておくことをおすすめします。
また、写真を選ぶ際は、自分だけで選ぶのではなく、他の人の意見も取り入れてみましょう。
できれば、そのオーディションの対象となるターゲット層に含まれる人がいいですね。
例えば、ファッション雑誌のモデルオーディションであれば、その雑誌の読者層に含まれる人ということになります。
オーディション用の写真を撮る時の服装やポーズについてまとめ
ここまでオーディション用の写真の撮り方や服装、ポーズなどについて解説してきました。
要点をまとめると、以下のようになります。
・服装を選ぶ際は、体のラインを見せることを意識する。
・メイクはナチュラルメイク。
・無理にポーズをつけようとしない。
・写真はたくさん撮影して、とっておきの一枚を選ぶ。
細かいこともご説明してきましたが、大切なことは以上の4点です。
オーディション用の写真は、これらのことを意識して、撮影するようにすると写真の仕上がりが格段に良くなります。
この記事が、参考になりましたら幸いです。