信州大学・山沢清人学長が入学式でスマホを全否定?

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4月4日、信州大学入学式にて山沢清人(やまさわ きよひと)学長があいさつの中で

「(スマホの)スイッチを切って本を読み、友だちと話し、自分で考える習慣をつけ、物事を根本から考えて全力で行動することが独創性豊かな学生を育てる」

と語り、スマホをやめるか、信大生をやめるかと二択を迫ったそうです。

恐らく、若者世代のスマートフォン依存の風潮を本気で憂慮し、心配されてのことでしょう。しかし、その発言はあまりに現実の社会生活からはかけ離れた、浮世離れしたもののように感じられます。

新しいテクノロジーの危険性

新しいテクノロジーが自分たちの生活に浸透してきた時には、往々にして危機感をもってそれを否定する意見が出てきたりするものです。

例えば、テレビが世に出てきた時は、「テレビを見ると目が悪くなる」とか「子供は外で遊ばせるべき」、「テレビを見ると想像力が育たない」などといった意見が聞かれました。

また、ファミコンなどの家庭用ゲーム機が一般に広まった際には、脳に与える影響や中毒性から、その危険性がまことしやかに囁かれたりしました。

もちろん、テレビにも家庭用ゲーム機にも、それなりに危険性があるわけですが、実際のところそれ程大きな影響はなく、私達の生活の中に溶け込んでいます。

スマートフォンと社会生活

私がこの提言を読んで浮世離れしていると感じるのは、スマホの使い方をすごく限定的に捉えている、というか勘違いされているのではと思われるからです。

「(スマホの)スイッチを切って本を読み、友だちと話し、自分で考える習慣をつけ、物事を根本から考えて全力で行動することが独創性豊かな学生を育てる」

とのご意見について少し考えてみたいと思います。

本は電子書籍

まず本を読むのはスマホで電子書籍ですよね。まだまだ電子書籍化されていない本も多いですが、学術書などに関してもこれから徐々に増えていくことと思います。

すこし話が逸れますが、紙の本が減り電子書籍が増えると、部屋を占領している本の山も片付き、より快適な暮らしができるようになると思います。私は(電子書籍が出てないので)紙の本を買うことになっても、どうしても残しておきたい本に関しては、PDF化してクラウドサーバー上に保存するようにしています。

友達との語らいはLINEで

スマホのアプリ、LINEもあっという間に市民権を得ました。これまで携帯電話の短いメールでやりとりしていたものが、LINEに置き換わったような感じでしょうか。コミュニケーションの取り方はいろいろあると思いますが、離れた場所にいる友人とも気軽に語り合える良いツールです。会って話すだけが人と人とのコミュニケーションではないと思います。ただ、同じ部屋にいる人同士がLINEで話しているなんてこともよくあるので、どうしたものかとは思いますが。

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スマホは独創性を育てない?

どうして、スマホを使っていると「自分で考える習慣が身につかない」と思うのか不思議です。短いニュースの中ではその根拠が語られていないので分かりませんが、スマホあるいはインナーネットというものは自らアクションを起こさない限り、答えを返してくれないツールだと思うのですが、どうでしょう。

スマホについて熱く語ってきましたが……

これまでスマホの有用性について熱く語ってきましたが、実は私、ガラケー(従来型携帯電話)ユーザーなんです。

どうしてスマホでないかというと、

  • 充電が面倒(ガラケーでもよく充電を忘れて使えないことがあるので無理)
  • インターネットで調べ物をするにも、本を読むにも画面が小さすぎ。
  • ネットサーフィンをするには表示が遅くてイライラする。
  • 周囲がスマホに乗り換える中、出遅れた。いまさらカッコ悪い!(一番大きな理由)
  • 電話は掛けられさえすればいい!(かなり言い訳)

ですので、ガラケー + 小さめのアンドロイドタブレット(WiMax)をお出かけの基本スタイルにしています。

まあ、道を歩いていても、人と会っていても、ずっとスマホを触っている人とかもいるので、正直感じ悪いなあと思うこともあります。だから、今のスマホ事情を憂慮したくなる気持ちも少しだけ分かるような気がします。

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