小西真奈美 ランキライザーでラップデビュー!評価と今後は?

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女優の小西真奈美さんが、先ごろラップ曲「トランキライザー」をリリースし日比谷野外音楽堂でライブも行って、「まさかのラップデビュー」と話題になりました。

ドラマや映画の出演が一時期より少ないこともあり、「女優から歌手に転身?」「なぜラップ?」「迷走してないか?」等小西さんの今後の方向性に疑問の声もあったようです。

なぜ小西さんはラップデビューしたのでしょうか?今後歌手活動に力を入れるのでしょうか?

『トランキライザー』はラップの名手KREVAのヒット曲

女優の小西真奈美さんが、今年5月末にリリースした「トランキライザー」は、KREVAさんの2014年のヒット曲をカバーしたものです。

KREVAさんといえば、HIP HOPの殿堂「B-BOY PARK」のMCバトルで3年連続日本一、アルバムでHIP HOPソロ・アーティスト初のオリコン・ウィークリーチャート初登場1位、同じくHIP HOPソロ・アーティスト初の全国ホールコンサート以降、日本武道館等の大会場ライブで動員記録を塗り替えるなど輝かしい記録を持つ「HIP HOPの貴公子」。

ラッパー、音楽プロデューサーとしての活動だけでなく、「進撃の巨人」「シン・ゴジラ」などに俳優として出演など、マルチな活躍で知られています。

『トランキライザー』はKREVAさんがソロ活動10周年にあたり発表した本人にとっても記念となる楽曲で、しっとりしたユーロビート調の中にKREVAさんの歯切れのよいラップがこれでもかと織り込まれ、その「イケイケな感じ」がファンの中でも人気の楽曲です。

そのため、小西真奈美さんによるカバーの第一報を聞いたファンの中には、想像がつかない、と困惑する人も多かったようです。

小西真奈美のラップは「ささやくように畳み掛けてくる」

しかし、いざ蓋を開けてみると、原曲とは全く違った趣きの仕上がりに、驚きの声があがりました。

小西真奈美さんの歌う『トランキライザー』は、やさしくふんわりとささやくような声でありながらも、ファン曰く“韻をふみまくった” KREVAさんの歌詞をしっかりと畳み掛けるように耳に吹き込むことにも成功しており、「不思議な味わいが心地よい」と評判になったのです。

実際、小西真奈美さんの『トランキライザー』は、iTunesヒップホップチャートで1位を獲得し、その後ネット上でも「最強の癒し」「ラップなのにほんわか癒される」などのリスナーの感想の後押しを受け、静かに人気を集めて続けています。

中でも小西真奈美さんの「ふわふわ声」に魅了されたリスナーが多いようです。

小西真奈美の「ふわふわ声」はアーチストを刺激する声?

『トランキライザー』は、KREVAさんの楽曲で全編が構成される音楽劇『最高はひとつじゃない2016 SAKURA』の鍵となる劇中歌としても使われています。

主要登場人物は、悩める青年を演じる内博貴さんと、彼を3つの物語の世界に連れまわす謎の男(KREVAさん)と謎の女(小西真奈美さん)の3人ですが、内さんとKREVAさんのユニットである「ウチクレバ」も小西さんもそれぞれ劇中で『トランキライザー』を披露します。

この音楽劇の制作発表の時点からKREVAさんは、「ふわっとした声の良さがリズムをカバーしている」と小西さんの「声」を評価していました。

公演前、ラジオ番組『宇多丸のウィークエンドシャッフル』に出演した際にも、KREVAさんは迷わず劇の見どころとして小西真奈美さんのラップを挙げ、「ウィスパーラップをやっている歌手が(ショックを受けて)3人くらい辞めるんじゃないかというくらい上手い。上手い上に声が素晴らしい」と激賞しました。

そこでDJから「(舞台だけで終わらせず)いずれ音楽そのものとしても作品化しては?」と勧められて「そうなんですよ」とまんざらでもない感触で答えていたのです。

この経緯から見ると、音楽劇にキャスティングされた小西真奈美さんの「声」がHIP HOP
アーチストKREVAさんを刺激したことが、今回のラップデビューにつながったようです。

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小西真奈美さんの「声」は「死神」まで魅了?映画『Sweet Rain死神の精度』

小西真奈美さんは、2008年伊坂幸太郎さんの原作を映画化した『Sweet Rain死神の精度』の登場人物「藤木一恵」の名前で映画の主題歌をリリースしています。(そのため『トランキライザー』が本人名義としては歌手デビュー曲と報道されています)

この作品の主役である死神(映画では金城武さん)の任務は、人間界に降りてきて対象者の死の是非を見極め天上界に報告すること。仕事はさっさと済ませたいが、その前に人間界でだけ楽しめる音楽鑑賞を満喫してから帰りたいという音楽マニアです。

ある時、「藤木一恵」という女性に調査のため近づくと、コールセンターで働く平凡な彼女が素晴らしい歌い手となれる「声」を持っていることに気づき……という物語です。

原作にも映画にも彼女が歌うシーンはないのですが、いくつかのエピソードをつなぐ鍵として歌手「藤木一恵」の歌が登場し、それが映画の主題歌になっているのです。

『アヒルと鴨とコインロッカー』『フィッシュストーリー』など音楽が重要なモチーフとなる伊坂作品では映画制作陣もひときわ音や音楽にこだわりをもって取り組みます。

そんな中、『Sweet Rain死神の精度』で音楽マニアの死神が惚れる「声」を持つ女にキャスティングされ、さらにその歌声に魅了されたスタッフにより、元々は予定されていなかった主題歌のリリースが実現したというのですから、小西真奈美さんの「声」はここでもアーチストを刺激した、と言えるでしょう。

そして、小西真奈美さん演じる「藤木一恵」の歌は、映画館で上映前に流されれば「あれは誰?」と問い合わせが殺到、ネット上に動画がアップされれば、海外でも「言葉は全くわからないが素晴らしい!」「ふわふわして可愛い」「天使の歌声!」と話題を集めていったのです。

小西真奈美さん本人にとっては「演技も歌も表現」

このように、小西真奈美さんに関しては「声でキャスティングされる」「役をつくりあげていく中でアーチストやクリエイターがその声にさらに刺激される」「予定してなかった音楽リリースにつながる」「ふわふわ声に癒される、と評判に」というパターンが見られるようです。

ラップは演技と共通点が多く、海外ではラッパーであり役者である人も多いこと、所属事務所がHIP HOP他音楽にも強い事務所であることなどから、小西真奈美さんが今後さらにラップを含む音楽活動と縁が深くなることは考えられます。

ただし、小西さん本人のインタビュー記事を見ると、『Sweet Rain死神の精度』については、「“感じるままに歌ってみたらこうなりました”という私なりの表現方法を楽しんでいただけたら」と語り、『トランキライザー』については「未だラップの定義がわかっていない私ですが、楽曲に対する想いは、ファンの皆様と同じくらいあるつもりでいます」と語っています。

歌手への転身に意欲を燃やす、というよりも、歌も演技も同じ想いを込めた表現活動として取り組んでいく、それが小西真奈美さんのスタンスなのかもしれません。

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